家庭教育支援協会
トップページお問い合わせサイトマップ

コラム

  • 私たちの理念
  • わたしたちについて
  • お知らせ
  • 活動報告
  • これまでのあゆみ
  • これからの活動
  • 会報
  • コラム
  • リンク

リード

  先日、朝のテレビで「リードの先に子供!」と題して放送していた。

その内容は、最近はリードを子供に付けてお散歩や買い物をすると

いうことだ。インタビューを受けていた若いお母さんは、これが無いと

危なくって外出やお買い物が出来ないと話す。

 テレビアナウンサー(60歳代)は「リードは犬に使うもので人間の

子どもに使うのですかね〜!」と話し、若いアナウンサーは「外国 

に行くとき自分の子どもに使った。」と話す。外国では普通に使われ

ているとも話していた。

 私がリードを付けたこどもを見たのは2回だけである。

10年位前、国際空港の待合室で2歳位の男の子にリードを付けて

いる姿を見た。初めて見たこともあり私のショックは大きいものだっ

た。出発までの長い時間をその親子の動きに集中してしまった。そ

の様子は、子どもは時々床を這いまわり親はリードを引っ張る、歩き

出してもリードを引っ張る、引っ張り方のタイミングが合わないと子ど

もは転ぶ、転んだ子どもをリードの綱を引いて母親の近くに連れ戻

す。このような動作を繰り返している!母親の子どもへの声かけは

無かった。そのうち、母親は携帯メールかゲームに夢中になり手元

のリードで子どもを操る。子どもが泣き出したが母親の目は携帯か

ら離れることはなかった。周りにいた者たちも絶句である。

 2回目は、横浜の自宅近くの遊歩道でお爺さんが4歳くらいの子ど

もを連れている時。お爺さんは手を繋ごうと思えばその状態になれ

るのにリードだった。自転車進入禁止の遊歩道でリードを付けて散

歩している人間の子供に違和感があった。

私の思いや考えは古いかもしれない。時代が変われば育児用品も

変わる。子供が2人以上いる場合、背中に「おんぶ」して手は子ども

の手を握る時代ではなくなったかもしれない。最近はベビーカー問題

も起こっている。このベビーカー問題は雪国に住む親子には関係な

い話である。なぜならば、雪の中でベビーカーは使えない。長い冬

の雪国にベビーカーは不用品だ。「抱っこ」か「おんぶ」「手を繋いで

歩く」のどれかである。

 「リード」とネット検索すると犬に関係する情報がほとんどである。

その情報の中にリードを子どもに使用する賛成反対の書き込みを見

つけた。
賛成は、さまざまな親の事情でリードを子供に使う。リードは犬に使

うと思っているのが可笑しい。可愛いものがたくさんある。子どもの

動きが分からないので危険回避には必需品など。

反対が以外に少なく、犬みたいで可哀想なので使わない。子供の記

憶に残らない年齢までくらいまでで、それ以上は使わないなど。

ここで子供の記憶に残らない年齢とは、何歳を言うのだろうか?子

供の記憶は産まれる前からあるという研究がある。

 私は、子犬「シーズー」を飼いはじめた。まだ散歩には行けないが

抱っこして外出する際にリードを付ける。もう一匹5年目のシーズー

もいる。この犬はリードを付けて外出(散歩)に出かけリードを引いた

ときと同時に「待て」と声をかける。これは、この犬に危険や情報を

伝えるためである。リードと声かけはセットである。手を引いて散歩

が出来ればそのほうが良いとも思うが自分との距離が問題になる。

この距離が非常に大切であると考える。

 親子が近づける距離は子どもが大人になるまでにそんなに長い時

間ではない。特に日本では大きな子どもを抱きしめたり、キスしたり

する習慣はない。
新しいことには結果が見えないことから問題も沢山あると思う。子育

て中のお母さんにはリードやハーネスは必要な育児用品になりつつ

あるのか。呼び名、使い方、その理由はざまざまであるが、私の生活の中には

リードもハーネスも犬に使うものである。

2014年6月9日
家庭教育アドバイザー
家庭教育師
社会福祉主事
和倉 慶子