家庭教育支援協会
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親として子どもとして

先日まで実家の父が体調優れず、入院生活を送っておりました。
今まで倒れたことのない父にとっては人生初の出来事となり、とても気落ちしているのが目に見えてわかりました。
ベッドの上の父の手は、私の知っているじゃがいものようなゴツゴツとした記憶の手とは違い、白くてつやつやとして、その手をゆっくりさすり、包む、温める。小さくなった背中をなでていると、会話がなくても穏やかに寄り添うだけで親子の特別な時間を感じられました。
父の手を触ったり背中に触れたりしたのはいつ以来だったのだろう。
大きく私を見守り続けてくれた身体が今ではとても可愛らしく思えてくると同時に感謝の気持が溢れてきました。今まで私たちを育てて見守ってきてくれたことを今度は私たちが親へ返していくときなのだと。
そんな体調を崩していても父が心配するのは私たちのことばかり。
父の夕飯まで付き添う私の帰り際に「暗くなってきたから気をつけて帰るんだぞ。ひとりで帰れるのか?自分の家の夕飯の支度は大丈夫なのか。」と、もういい歳の私に声をかけてくれるのです。少し恥ずかしいような、けれども一瞬にして私自身が子どもに戻れる瞬間でもありました。
親はいくつになっても子どものことを想ってくれるもの。そして子どもはいくつになっても親の子なのでしょう。言葉のふれあい、手のふれあい、心のふれあいを今回のことで改めて感じ私自身が感じとったことをわが子に生活の中で伝えていくことが家庭教育の大切さだと学びました。
自分の家庭に帰ると母親。実家に帰ると子ども。私はまだまだどちらも楽しみたいと思います。


平成28年6月27日
日本アロマコーディネーター協会
チャイルドケアインストラクター
野澤 智恵子