家庭教育支援協会
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幸福感を持続させる「わざ」

 幸せな気持ちになると伸びる神経細胞があるのをご存知でしょうか?
 前頭葉の中の帯状回前皮質 ( たいじょうかいぜんひしつ )というところにある「 スピンドルニューロン 」 という神経細胞です。


 この神経細胞は、幸せを感じる脳のことで、一旦長くなると、どんな出来事があっても縮まないし、腐らないため、長い分だけ幸福感が持続するのだそうです。
幸せな体験を重ねるほどスピンドルニューロンは伸び続け、ストレスに対しても強い抵抗力を持つようになるのです。
 人間の生きる目的は、幸せを感じることにあると言っても過言ではないかもしれません。
 それならば、なるべくその幸せを大いに感じ、持続させたいものです。そのためには、このスピンドルニューロンが長い方がいいのです。

 楽しく幸せだな

と感じる体験をたくさん積むことで、このスピンドルニューロンは良い刺激を与えられ、伸びます。その結果、ストレス耐性がつき、その後の人生に、とてもいい影響を与えてくれます。ニューロンを人間大にすると、たった一度の大笑いで、4キロも伸びるのだそうです。

 心掛けたいのは、幸せを感じる体験を「一緒にする」ということです。

 同じテレビを見ていても、ゲームをしていても、母親はじめ、家族の誰かとの関わり合いを通して体験することが大事です。人との関わりが少ないと、子供の知能はもちろん、心も順調に発達していきません。脳の本能は、他者との関わり合いを求めています。
 神経細胞の一つを取り出して良く観察してみると、必ず他の神経細胞との関わりを求めて伸びようとしている姿が見られるそうです。一方、全く刺激を与えなければ、その神経細胞は退化し、やがては消えてしまうそうです。この原理は細胞だけではありません。ですからなるべく、他者と関わりながら楽しい体験を与え、幼い頃からスピンドルニューロンを刺激し、伸ばしておきましょう。


 では、そのスピンドルニューロン、具体的にどんなとき、伸びるかというと・・・・・

 第3位・・・・美味しいものを食べたとき、綺麗なものを見たとき
 第2位・・・・達成感、充実感を味わったとき
 第1位・・・・一生懸命頑張ったとき、他人から褒められたとき

だそうです。
 他人から褒められたとき、というのは、子供だけではなく、大人でも嬉しいものです。子供にはもちろん、奥様やご主人に向けても大いに感謝を述べ、褒め、スピンドルニューロンを伸ばしましょう、きっと幸福感が持続するはずです。

2012年2月6日
理事
家庭教育アドバイザー
柳川 由紀


家庭教育支援活動をはじめて

 家庭教育支援活動を始めて一年が経過しました。準備から考えますと、いろいろなことを体験させていただき、会員の方々のパワーの力を改めて感じています。
 私は、今回子どもの基本的生活習慣を取り上げて考えたいと思います。

 昔は子どもが生まれると子ども中心に家庭の中が動いていたと思います。今は乳幼児の頃から保育園を利用されている家庭が多いので、親の時間帯で生活していることが多く見られます。
 私は17年間学童保育の指導員をしてきました。そこで感じることは、生活のリズムが整っていないまま、学校に入学する児童が大変多いことです。そして、学童生活に慣れてくると、多くの保護者から「家に帰ると子どもがすぐに寝てしまうので、学童保育の中で宿題を終わらせておいて下さい」まで要求してきます。保育園に登園するのは、起こしてすぐに自動車・自転車等で送っていき、帰りは保育園が閉演するぎりぎりまで預け自宅に帰っていくという状態の中で生活してきています。今度は、学校に自分の足で通学することは、条件が根本的に違うことを理解されていません。

 そこで感じることは、基本的生活習慣が身についていないことです。
 食事の仕方・衣類の着脱等は保育園で学習することはできます。しかし、基本的生活習慣の、食事・睡眠・排泄・清潔・衣類の着脱を乳幼児の時に、家庭でしっかり身につけることであると改めて思います。子どもが身につけていると、子どもも親もともに楽になると思っています。
 夜は早く寝かせ、朝早くに起きて、朝食をしっかりゆっくり食べてから、トイレを済ませてから行くという生活習慣が、身につくまでには時間がかかります。
 もう一度子どもを健全に育てるために、基本的生活習慣を付けることの大切さを認識して、子育てをしてほしいと思っています。

2012年1月30日
理事
家庭教育アドバイザー
民生委員・児童委員
城条洋子


悔しさを覚えて

 始めて八洲学園大学を知った時、私は「大学へ通うことができる」という希望をみつけることができました。
 それは八洲学園大学が、仕事をしながら学ぶことができると分かったからです。そして「家庭教育」という言葉と授業内容から、子育てをしている私は「これだ!」と感じました。
 子どもの頃、父にもっと自分を見てほしかったというコンプレックスから、私は父親になるのが夢でした。きっと自分がいい父親となることで、得られなかったものの穴埋めをしたかったのだと思います。そんな私は「家庭教育という勉強は、夢の実現の手助けをしてくれるもの」と直観したのです。
 しかし、いざ入学して学習を進めてゆくと、それを凌ぐ強い衝動が沸き起こりました。それは私の心の中で顕著に現われてきた悔しさでした。反社会的行動や非社会的行動によって、自らの人生の先行きを狭めてしまい、可能性を閉ざしてしまう問題行動を起こした子どもたちへの共感でした。
 大人のように経験があるわけではない子どもたちの一瞬一瞬は、一生懸命生きている姿そのものです。問題行動を起こす児童と呼ばれる彼らが、追いつめられた状況を自分の持てるだけの力を振り絞って命がけで脱出しようとしている姿は、自分の中で多くの共感を呼び醒ましたのでした。
 それは、彼らに悔しい思いをして欲しくないという強い願いでした。
 私は大事になるような問題行動こそ起こしはしませんでしたが、社会に出ようとしたその時から、過去の反社会的行動や非社会的行動とその結果が、自分の人生の可能性を小さくしてしまったのだと感じずにはいられませんでした。
 さらに私は、彼らの苦しみを理解することができ、彼らの気持ちを代弁することができるとも思いました。それらを伝えることで、彼らの気持ちを周囲に理解してもらえるのではないかと思ったのです。そして「よし。やろう。」そう思いました。
 

 今、彼らに社会に受け入れられないことをした時の失敗を伝えることができると思います。また、追いつめられた子どもたちがどうにもならなくなってしまう前になんとかしたいと思っています。
 前向きな姿勢で社会性を育んでもらえることを信じているからこそ、今より明るく自分らしく生きることができるようになってもらいたいという願い、私は仕事と学習の合間をぬいながら、現在、家庭教育課程にて児童期の家庭教育アドバイザー取得を目指しながら、その道を模索しています。
 彼らが悔しい思いをしないで済むように。

2012年1月23日
坂本忠幸


八洲学園大学で「家庭教育師」資格を取得し、家庭教育支援のエキスパートになりませんか。

■「家庭教育師」資格は、家庭教育に関する日本唯一の学術研究団体である日本家庭教育学会が家庭教育支援者を養成・応援するために認定する資格で、これまでに約150名の資格認定者が出ています。八洲学園大学家庭教育専攻ではその趣旨と歩調を合わせて、家庭教育の専門知識を身につけるカリキュラムを設置し、家庭教育支援の一翼を担当してきました。

 急激な生活環境の変化に揺れ動いている現代社会のなかで、家庭教育といっても昔とは違ってその任務を各家庭の内部問題として親だけに担わせることは難しい状況となっています。
 近頃、社会の多方面において家庭教育支援への関心の高まり、またその担い手としての家庭教育支援者を必要とする理由はそこにあるでしょう。「家庭教育師」はその家庭教育支援者の活動を応援する資格です。

 日本家庭教育学会が定めている「家庭教育師」の申請要件には五つの類型があり、そのなかで教員免許や保育士などの資格をお持ちの方には「家庭教育の専門に関する科目を10単位修得する」との条項が適用されます。そういう方は本学の家庭教育専攻に設けられている専門科目から5科目(10単位)を履修すれば、資格申請要件を満たすことになります。

 あなたも、八洲学園大学で「家庭教育師」資格を取得し、日本の家庭を元気にする家庭教育支援のエキスパートになりませんか。

*家庭教育師の資格認定に関しては、日本家庭教育学会ウェブサイトをご覧下さい。http://wwwsoc.nii.ac.jp/jhes2/

■問い合わせ先
 学校法人八洲学園 八洲学園大学 入学支援相談センター
 〒220-0021 神奈川県横浜市西区桜木町7丁目42番地
 E-mail:u-info@yashima.ac.jp
 電話:045-410-0515(平日9:00〜21:30 / 土日祝 9:00〜17:00)

■家庭教育専攻 開設専門科目の一部
家庭教育学新構想、家庭教育研究法、日本家庭教育史(近代以前)、日本家庭教育史(近代以後)、西洋家庭教育史、東アジア家庭教育論、教育心理学概論供胎児と環境、乳幼児の食生活、乳幼児のしつけ(演習)、乳幼児の身体運動と情操教育(演習)、幼児教育思想史、育児国際比較論、親子の信頼関係、障害児と家庭教育、障害児の教育と特別支援、生命尊重と家庭教育、礼儀と家庭教育、宗教的心情の育成と家庭、地域社会との連繋、児童期の発達と心理、伝統社会の児童教育論、体験と心の育ち、働く意欲の探求、児童の発達と身体運動論、キャンプ活動の指導論、レクリエーション活動の指導論、言語生活と社会、善悪の判断形成と家庭教育(演習)、人生と生きがい論、正義感の育成、個性尊重と創造性の育成、公共精神の育成(演習)、中高生の武道スポーツと人間形成(演習)、青年期の身体運動、道徳教育の研究、徳の倫理、カウンセリング(演習)(乳幼児と母親)、カウンセリング(演習)(小学生と親)、カウンセリング(演習)(理論と方法)、カウンセリング(演習)(面接技法機法▲ウンセリング(演習)(面接技法供法▲院璽好好織妊(演習)「幼児の体罰と虐待」、ケーススタディ(演習)「小学生の不登校」、ケーススタディ(演習)「中学生の不登校と生活環境」、ケーススタディ(演習)「高校生非行の実態と要因分析」、ケーススタディ(演習) 「青年期のドロップアウト」、現代社会といやし、他。
*すべて2単位科目。
 春学期又は秋学期のみ開講する科目も含まれます。

2012年1月16日
副理事長
八洲学園大学教員
日本家庭教育学会常任理事
嚴 錫仁(おむそぎん)


「ことば」を考えることにした。

 前回、私は横浜から小樽(北海道)に移住したお話をした。小樽の5月、それは清々しく全ての生き物が沸くかのごとく見えていた。
 しかし、12月寒い!それは寒い!子どものころに生活していたのだから大丈夫などと思っていたが「アマカッタ」60歳近い私には骨まで寒いのだ。
 雪が「みぞれ」から「こな」になると小樽に本格的な冬が来る。
玄関から大きな通りまで「雪かき」を毎日する。小樽の人たちは「いやだ・いやだ」と言いながら毎年この時期を待つ。
 私は、この「いやだ・いやだ」を「すごい・すごい」に変えた。何が凄いの?と隣の住人が聞く。「真っ白な色が凄い」真っ白な色は私の家の前くらいで国道・県道などは真っ黒な雪の塊なのだ。それだけではない。国道・県道などは「スベル・滑る」「ツルツル・テカテカ」「すってんコロりん」だ。

 毎日の生活の中で
「寒いしょ」
「しばれるね」
「雪かきいやんだ〜」
など今まで使わなかった言葉が沢山ある。

 ところで、私は気楽に入れる温泉に行っている。
 昼間の温泉には地元のお年寄りが沢山来ていて、私の耳に入った言葉を紹介しょう。
「いや〜まんずしばれるしょ!」
「そんだ、つるつるテカテカだ〜」
「うんだ」
「こないだ、しばれて、じょっぴん、あがないさ〜」
「しばれて、まつげさみずおちるがら、ますますじょっぴん、あがないさ」

 さあ、この会話、皆さんにはお分かりになるだろうか?
 私には分かる。子どものころに聞き覚えていた私には懐かしく心地よく、このままず〜と聞いていたい会話なのである。そんな心地よい言葉を2時間くらい聞き帰路に着く。
 行きは歩き、帰りは送迎バス。この送迎バスが再び楽しい気分を味あわせてくれるのである。
「運転手さん、待ってげろ、○○さんが時間まじげぇて仕度してんだけんど、あど何分だ?」
「時間だべっさ」
「そっが」
 皆が言う「いんだいんだ、ゆっくりしてげんろ。はだかでくんなよ」実に暢気である。私はこの会話も楽しんだ。

 バスに乗ると自分の下車場所を大きな声運転手に告げる。
 私はこれが未だ出来ない。私の下車場所を「誰か言って」と祈る瞬間である。今のところ下車場所に困らない。私が大きな声で「赤岩2丁目」と言える時、地元人になれる気がする。

会話:「しばれる・・・こおるくらい寒い」「じょっぴん・・・鍵」

2012年1月9日
理事長
和倉慶子

北海道小樽市在住
母の介護と12月から教育委員会の依頼で「児童の見守り」を開始